展示や美術館、博物館、デザイン系イベント等まとめ(2019)④

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⑭TURNフェス5 pathways身のゆくみち (8/16)

 「TURNとは、障害の有無、世代、性、国籍、住環境などの背景や習慣の違いを超えた多様な人々の出会いによる相互作用を、表現として生み出すアートプロジェクトの総称です。」(公式サイトより)

 さまざまな福祉施設、コミュニティ、アーティスト、表現などが集って“違い”を楽しむことや、アクセシビリティを重視している。「未来言語」やトークショー、映像作品が特に興味深かった。

 

高畑勲展(9/15)

 ハイジやパンダコパンダがすごいかわいかった。知らない作品も沢山あったけど、アニメ好きなら楽しめたと思う。「かぐや姫の物語」を観ると毎回泣いてしまう。

 

⑯あいちトリエンナーレ2019 情の時代(9/21~23)

 愛知芸術文化センター名古屋市美術館、四間道・円頓寺エリア、豊田市美術館豊田市駅周辺エリアのうち前者3つに行った。

 「表現の不自由展・その後」が色々話題になっていたが、その展示は愛知芸術文化センター8階の愛知県美術館ギャラリーの一部で行われている展示に過ぎず(私が行った際には見ることはできなかったが)、他にも心に残るような良い作品が沢山あった。

 キャンディス・ブレイツの、難民問題を扱った映像インスタレーション「ラヴ・ストーリー」、

 dividual inc.の、インターネットを通じて集まってきた10分遺言が24枚のモニターに次々と表示される「ラストワーズ/タイプトレース」、

 ヘザー・デューイ=ハグボーグの、公共空間に残された髪の毛、吸い殻、ガムなどから採取したDNAを分析して落とし主(かもしれない)人間の外見を3Dプリントした作品「Stranger Vision」、

 モニカ・メイヤーの、ジェンダー間の不公平を可視化する「The Clothesline」、

 キュンチョメの、トランスジェンダー等で名前を変更した人々を扱った映像インスタレーション「声枯れるまで」、

 弓指寛治の、鹿沼市クレーン車暴走事故をテーマにした「輝けるこども」など、本当に面白かった。あと1~2日滞在して豊田にも行きたかった…。

 

⑰五月の虹(9/28)

 Twitterでフォローしているトナカイさんの写真と詩の展示。日常の写真を私もこんな風に、美しく、愛をもって撮れたらいいなあと思ってしまう。

 

 

⑱恐竜博2019(10/5)

 デイノケイルスの全身復元骨格が世界初公開!と、北海道で発見されたむかわ竜の全身実物化石と全身復元骨格を世界初公開!!ちなみに私の好きな小林快次先生がむかわ竜の化石復元を監修している。

展示や美術館、博物館、デザイン系イベント等まとめ(2019)③

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クリムト展 ウィーンと日本1900(6/15)

 会場がむちゃ混んでいたさすがクリムト先生。「ベート-ヴェン・フリーズ」がすごかった。

 

⑫クリスチャン・ボルタンスキー Lifetime(7/25)

 現代のフランスを代表する作家ボルタンスキーの、日本における過去最大規模の回顧展。

 死後にあの世の門番に会い、私自身が死んだときのことを門番に尋ねられる「発言する」という作品が特に印象的だった。全体的に薄暗い会場で、どうやって生きて死のうかを考える場になった。(感想が暗いけどほんとに良い機会になったよ)

 

⑬瀬戸内国際芸術祭(8/4~6)

 今回は「女木島」「豊島」「直島」に行った。行きの新幹線で「女木島で2年に1度のお祭りやってる!」と気付いたり、豊島で当初レンタサイクル借りられなかったり、直島で雨の中ゴミ袋をレインコート代わりに被りつつ山で遭難しそうなピンチに陥ったりしたが良い旅になった。計画性と予約は大事()

 

 女木島は昔鬼が住んでいたという伝説があり、別名「鬼ヶ島」といわれている。バスで坂道を登り桃太郎伝説の鬼の住みかとされる洞窟にいったり、展望台から島々を眺めたり、「住吉神社大祭」を見学したりと楽しかった。

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洞窟の中

 

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住吉神社大祭

 豊島では晴天の中、海を臨む下り坂が心地よかった。自転車で下ってるとき意味なく叫びたいくらい楽しかった。豊島美術館は、静かな空間で、穏やかな涅槃(釈迦は死んでいないver.)みたいな気持ちでゆったり過ごした。なんだかとても美しい空間だった。言葉ではうまく表現できない。

ボルタンスキーの「心臓音のアーカイブ」も行けて良かった。

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この下り坂が良い

 直島では地中美術館が印象的だった。フレンチの高級なコース料理みたいな美術館だった。山道なのでバスで行った方が良い(迫真)。直島のゲストハウスに泊まり、銭湯「I♡湯」に行った。「I♡湯」は入浴できる美術施設で、浴槽、風呂絵、モザイク画などがあった。

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ベネッセミュージアムの外の猫

 

 

展示や美術館、博物館、デザイン系イベント等まとめ(2019)②

 

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続きです。 

 

太地町立くじらの博物館(5/1)

 和歌山旅行に行った際に立ち寄った。太地町は昔からくじら漁が盛んだったそうで、漁の歴史も学べる。そして、くじらとイルカがいてむっちゃ近くで見られる(近すぎてちょっと怖かった)。300円でイルカに触れる。300円でくじらとイルカにえさがあげられるなど、もっといろんな人に立ち寄ってもらいたい博物館。

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デザインフェスタ(5/19)

 広い会場に沢山素敵な作品があって目移りしてしまう。ライブペイント、アクセサリーなどの販売、似顔絵、ステージもあって楽しい。Twitterのアイコンにしてるイラストもここで描いてもらいました。

 

⑧トルコの至宝展 チューリップの宮殿トプカプの美(5/20)

 一生分の宝石を見た。持ち手がエメラルドで刃のカバーが宝石だらけのナイフとか、宝石の重さで頭がぐらぐらしそうなターバン飾り(ジャスミンのパパがつけてそう)とか見られた。ムハンマドは薔薇の香りがするという言い伝えがあって、お祝いの時に薔薇水を撒くそう。違う文化圏のことを知るの楽しいよね。

 

六本木アートナイト2019(5/25)

 美術館は昼行っても夜行っても楽しい。今年で参加二回目でした。六本木ヒルズ周辺エリア、東京ミッドタウン周辺エリア、街なかや国立新美術館での一夜限りのアートのお祭り。ガイドツアーにも参加してみて楽しかった。

 締めにブラウン管テレビなどの電化製品を「電磁民族楽器」にして演奏するパフォーマンス(和田永+Nicos Orchest-Lab「エレクトロニコス・ファンタスティコス!」)を見たんだけどむっっちゃ良かった。無料で見ても良いのかと困惑したほど。深夜や早朝にも色々催しがあるみたいなのでいつかは泊まりで行きたい。

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六本木クロッシング2019展:つないでみる(5/25)

 森美術館で3年に1度日本の現代アートシーンを総覧するシリーズ展「六本木クロッシング」。ここで現代アート面白いなと思ったので瀬戸内のトリエンナーレいくことにしました。AI,人工生命についての作品が特に印象深かった。

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展示や美術館、博物館、デザイン系イベント等まとめ(2019)①

 今更ながら記憶をたどり、

 2019年にどんな展示や美術館、博物館、アート系イベントに参加し、どう思ったのかをまとめておきます。

 以下一覧ですが、色々ごちゃまぜなので気楽に読んでくださると嬉しいです。

長くなりそうなので時系列にそって、何回かに分けます。

 

 

福井県立恐竜博物館(1/6)

顔真卿 王羲之を超えた名筆(2/9)

③文ッ字フリマ(4/27)

④東寺展(4/27)

⑤益子陶器市(4/29)

太地町立くじらの博物館(5/1)

デザインフェスタ(5/19)

⑧トルコの至宝展 チューリップの宮殿トプカプの美(5/20)

六本木アートナイト2019(5/25)

六本木クロッシング2019展:つないでみる(5/25)

クリムト展 ウィーンと日本1900(6/15)

⑫クリスチャン・ボルタンスキー Lifetime(7/25)

⑬瀬戸内トリエンナーレ(8/4~6)

⑭TURNフェス5 pathways身のゆくみち (8/16)

高畑勲展(9/15)

⑯あいちトリエンナーレ2019 情の時代(9/21~23)

⑰五月の虹(9/28)

⑱恐竜博2019(10/5)

島根県立古代出雲歴史博物館(11/14)

⑳ミイラを科学する展覧会 ミイラ 「永遠の命」を求めて(11/24)

㉑非常にはっきりとわからない(12/15)

三菱一号館美術館(12/30)

㉓DOORプロジェクト第3期(2019年度)

 

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福井県立恐竜博物館(1/6)

 子ども科学電話相談(ラジオ)で恐竜の小林快次先生の話を聞いてからずっと行きたかった念願の恐竜博物館。44体もの恐竜骨格、千数百もの標本の数々、大型復元ジオラマや映像など超楽しかった。リュウソウジャーがエンディングでここでも踊っている。

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顔真卿 王羲之を超えた名筆(2/9)

 「祭姪文稿」という日本初公開の作品が目玉だった。書体の変遷の歴史がわかった。

 
③文ッ字フリマ(4/27)

 作字に興味を持ち始めたので行ってみた。誰かが作った作品を見たりするだけでも創作したい気持ちが爆発するのでとても良い。(気持ちがね。)

 

④東寺展(4/27)

 京都にある東寺の守りは大丈夫なのかと思うくらい仏像がきていた。圧巻でした。近づいて360度どこからでも見られたので3周くらいしてしまった。

 

⑤益子陶器市(4/29)

 グラタン皿、スープ皿、平皿、箸置き、小皿、かき氷用の器を買った。素敵な食器があると「料理しよっかな」という気持ちになりやすく(形から入るタイプ)QOLが上がったはず。食洗器で洗えないような食器が増えていく。

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