続きます。
⑪クリムト展 ウィーンと日本1900(6/15)
会場がむちゃ混んでいたさすがクリムト先生。「ベート-ヴェン・フリーズ」がすごかった。
⑫クリスチャン・ボルタンスキー Lifetime(7/25)
現代のフランスを代表する作家ボルタンスキーの、日本における過去最大規模の回顧展。
死後にあの世の門番に会い、私自身が死んだときのことを門番に尋ねられる「発言する」という作品が特に印象的だった。全体的に薄暗い会場で、どうやって生きて死のうかを考える場になった。(感想が暗いけどほんとに良い機会になったよ)
⑬瀬戸内国際芸術祭(8/4~6)
今回は「女木島」「豊島」「直島」に行った。行きの新幹線で「女木島で2年に1度のお祭りやってる!」と気付いたり、豊島で当初レンタサイクル借りられなかったり、直島で雨の中ゴミ袋をレインコート代わりに被りつつ山で遭難しそうなピンチに陥ったりしたが良い旅になった。計画性と予約は大事()
女木島は昔鬼が住んでいたという伝説があり、別名「鬼ヶ島」といわれている。バスで坂道を登り桃太郎伝説の鬼の住みかとされる洞窟にいったり、展望台から島々を眺めたり、「住吉神社大祭」を見学したりと楽しかった。
豊島では晴天の中、海を臨む下り坂が心地よかった。自転車で下ってるとき意味なく叫びたいくらい楽しかった。豊島美術館は、静かな空間で、穏やかな涅槃(釈迦は死んでいないver.)みたいな気持ちでゆったり過ごした。なんだかとても美しい空間だった。言葉ではうまく表現できない。
ボルタンスキーの「心臓音のアーカイブ」も行けて良かった。
直島では地中美術館が印象的だった。フレンチの高級なコース料理みたいな美術館だった。山道なのでバスで行った方が良い(迫真)。直島のゲストハウスに泊まり、銭湯「I♡湯」に行った。「I♡湯」は入浴できる美術施設で、浴槽、風呂絵、モザイク画などがあった。